Tesla, Honda, Waymo, General Motors, Hyundai, Ford, Cruiseなどの企業は、昨年7月以降、自動運転システムを搭載した車両が関与した事故を米国道路交通安全局(NHTSA)に報告しています。
2021年6月、NHTSAはSAEレベル2の先進運転支援システム(ADAS)搭載車、およびSAEレベル3から5の自動運転システム(ADS)搭載車のOEMとオペレーターに、事故の報告を求める命令を出した。
データによると、ADASシステム搭載車の衝突事故は367件報告されていることが明らかになりました。このうちTesla社が273件と大半を占めています。HONDAは90件、SUBARUは10件、Fordは5件、TOYOTAは4件、BMWは3件、GMは2件であった。APTIV、Hyundai、Lucid、Porsche、VWはそれぞれ1件の衝突を記録しました。
自動車メーカーの事故データに傷害情報が含まれている98件の事故のうち、11件で重傷または死亡事故が発生している。NHTSAに提供された事故データの大半は傷害情報を提供していません。またレベル2ADASの衝突事故のうち116件が他車との衝突事故であったことも明らかにされています。
367件の衝突事故のうち、125件はカリフォルニア州で発生しており、同州でのTeslaの人気ぶりを考えると驚くには値しません。
2021年7月以降、レベル3から5の自動運転システム搭載車については、合計130件の衝突事故が記録されており、その大半は、これらより高度なシステムを開発するためのテスト車両である。Waymoが事故の62件を占め、Transdev Alternative Servicesが34件、Cruiseが23件、General Motorsが16件、Zoomが12件と続きました。その他、衝突を報告した自動車メーカーやテクノロジー企業は、Apple、Argo AI、Beep、FCA、Ford、Hyundai、May Mobility、Local Motors Industries、Mercedes-Benz、Pony.ai、Porsche、 Rober Bosch、 Tesla、 Toyota、 TuSimple、WeRide Corp.などであった。
衝突事故のうち22件で負傷者が発生し、重傷者はわずか1名でした。ADSの事故のうち108件は他の車両と衝突し、90件はカリフォルニア州で発生したものです。
ロビー活動ですね。
欠けている情報はレベル2のADASシステム搭載車絶対数です。母数が多くなれば事故の絶対数も多くなるのは当たり前ですよね。
見るべきデータは事故率、ないしは走行距離に対する事故件数です。
詳細はTeslaのImpact Report 2021に記載されてますので参照下さい。
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