Highlight
- ドイツ連邦自動車輸送局が2023年2月ドイツ国内の新車登録台数を発表。2月Teslaの登録台数は7,711台で、前年同月比+29.7%。
- 2023年1月~2月までの累計登録台数は、11,952台で、前年同期比+87.6%。
以下、ドイツ連邦自動車輸送局2月度月報より抜粋
2023年2月に新規登録された乗用車は206,210台で、前年同月比+2.8%増となった。
ポルシェは、ドイツブランドの中で最も強い伸びを示し、+36.9%の新車登録台数シェアを達成した。メルセデスは+17.1%の増加で10.5%のシェアを獲得し、アウディ（+11.6%/8.9%）、VW（+7.1%/19.2%）がこれに続いた。スマート（-35.6％/0.4％）、ミニ（-20.3％/1.4％）、オペル（-17.6％/4.7％）、BMW（-4.7％/7.2％）、フォード（-2.6％/4.3％）は新規登録を減少。
新規登録台数シェアが2.0％以上の輸入車ブランドでは、Teslaが+29.7％と最大の伸びを示し、2月の新規登録台数の3.7％を占めた。プジョーは、新規登録台数が+19.1％増加し、2.0％のシェアを占め、ダチアが+18.6％、2.3％のシェアで続いた。シュコダは、当月の新車登録台数が+7.9％増加し、輸入車ブランドでは最大のシェアとなる6.7％を達成した。起亜自動車は、前年同月比-12.8％であった。シェアは2.2％であった。シート（-10.5％/3.9％）、ヒュンダイ（-5.5％/3.4％）、フィアット（-1.7％/2.8％）、トヨタ（-1.2％/2.8％）も減少を記録しており、新車の登録台数は減少した。
新車登録台数のうち、最も多かったのはSUVで29.6％、前年同月比11.5％増、次いでコンパクトクラス（1.7％/17.0％）、小型車（-8.8％/11.8％）。大型バンは、前年同月比+25.1％と最も強い伸びを示し、そのシェアは2.3％であった。オフロード車（+17.3 %/11.6 %）、スポーツカー（+14.5 %/1.0 %）、モーターホーム（+7.8 %/2.6 %）、多目的（+7.0 %/4.5 %）および上位中型（+1.1 %/3.2 %）セグメントも増加した。ミニバンは-37.8%と最も大きく減少し、シェアは0.7%に達した。2月の新規登録台数は、中型クラス（-12.1％/10.2％）、軽自動車（-9.7％/3.9％）、高級クラス（-6.0％/1.0％）でも減少している。
BEVの当月の新規登録台数は、+14.7％増の32,475台となった。そのシェアは15.7％で、PHEV車のシェア（11,916台、5.8％）を大きく上回った。PHEV車を含むHV車の新規登録台数は58,980台で、シェアは28.6％であった。ガソリン車の新規登録台数は36.5％で、前年同月比8.9％増となった。ディーゼル乗用車は-7.3％減少し、シェアは18.6％であった。LPGエンジン搭載車は839台（-51.6％/0.4％）、天然ガスエンジン搭載車は110台（-62.5％/0.1％）だった。
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