Tesla, Giga Berlinでのバッテリーセル量産開始を2024年まで延期

Photo: "Courtesy of Tesla, Inc."

TeslaがGigafactory Berlinでのバッテリーセル量産を2024年まで延期する見込みだと報じた。バッテリーセル生産ラインの建設で問題があるという。ベルリン工場では電極の研究を進めている一方、セルの巻取、組立、フォーマティングなど生産に必要な全ての設備をテキサスのギガファクトリーに移転する作業が進められている。Teslaは米国での新たな電気自動車(EV)向け補助金の要件を受けて、ベルリンからテキサスへ一部設備の移管計画を発表した。もっとも現時点では、電極生産に必要な設備をベルリンに残すものの、それ以外の全設備をテキサスへ移す見込みだという。
Teslaは米国で電極材のドライコーティング導入に注力しており、ドイツでの生産を開始する前の2022年末までにテキサス工場で量産を開始する計画としている。2年以上前から、次世代EVに採用する新バッテリーパック構造の4680電池を自社生産する計画を進めており、4680電池はカリフォルニア州フリーモント(Fremont)のパイロット工場で生産されている。
生産を拡大しているベルリンのギガファクトリーがフル生産を開始した場合、年間生産能力はEV 50万台相当になる見込み。最終的には年間50GWhのバッテリーセルを生産する予定だが、生産スケジュールは明らかにされていない。

multiple sources

 

 

 

ブログのランキングに参加してます。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

 


米国株ランキング