Highlight
- モビリティー・スウェーデンは7月1日、2022年6月の乗用車登録台数を発表。2022年6月におけるTesla Model Yの登録台数は1,876台で、2022年1月~6月までにおける累計登録台数は4,176台となった。Model 3の登録台数は175台で、2022年1月~6月までにおける累計登録台数は1499台となった。
- これら2つのモデルを合わせた2022年1月~6月までにおける累計登録台数は5,505台となり、前年同期比+77.75%だった。
- Teslaのスウェーデン国内累計販売台数は2021年前年同期15位から第9位となった。
乗用車市場の減速は続いており、上半期の新車登録台数は144,182台と前年同期比で約17%減少。6月の新車登録台数は26088台で前年同月比約28%減となった。昨年は7月1日に優遇価格の新税制が導入され、新型社用車や優遇車の税金が高くなったこともあり登録台数は大きく伸びた。これが今年の6月の大きな落ち込みに寄与している。同時に、消費者の総需要が車両の供給を依然として上回っており、供給問題が市場に影響を及ぼしている。ウクライナ戦争と中国のパンデミックによる操業停止により、グローバルサプライチェーンの大きな混乱が自動車産業に大きな打撃を与え続けている。生産の中断、エネルギー価格の上昇、投入・輸送コストの上昇、クローネ安、一般的な不安などが重なり、スウェーデンの自動車市場に影響を与え、納期の長期化とコスト上昇を招いている。経済状況により旺盛な需要がやや減速していると見られるものの、減少の主因は限られた供給量にあると思われる、と述べている。
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