Tesla, 2022年6月SUV部門でModel Yが中国でベストセラーに、前年同月比+348.7%

Photo: "Courtesy of Tesla, Inc."

Highlight

  • 中国汽車工業協会は7月9日、6月の乗用車販売/生産台数を発表。Teslaの6月生産台数は77,938台で輸出は968台だった。Teslaの6月生産台数は前年同月比で+152.3%だった。
  • 内訳は、Model Yが52,150台で前年同月比+348.7%と大きく飛躍。ICE車とプレミアムSUVの2つの部門において、6月単月TOPの登録台数を記録。1月~6月までのModel Yの累計登録台数は133,666台となり、前年同期比+189.4%となった。
  • また乗用車NEV部門においてはModel 3が6月単月登録台数で第3位を獲得。6月単月の登録台数は25,788台で前年同月比+56.1%だった。1月~6月までのModel 3の累計登録台数は63,909台となり、前年同期比-24.7%だった。

中国汽車工業協会6月月報より抜粋

 

2022年6月の乗用車市場小売販売台数

6月のメーカー卸売販売台数は、新エネルギー市場が牽引し前年同月比42.3%増、前四半期比37.6%増の2,189千台となり、一部自動車メーカーの業績には著しい乖離があった。1~6月の卸売販売台数は前年同期比3.4%増の10,172千台となった。

6月の生産・販売は順次改善し、メーカー卸売りで1.1万台、メーカー国内卸売りで24.6万台と生産・販売の牽引役を形成。 5月のメーカー卸売りの伸び量が6月の小売りの好調の土台を築いた。

6月の新エネルギー乗用車の卸売販売台数は57万1千台となり前年同期比35.3%増となった。新エネルギー車は自動車取得税50%減税の影響を受けただけでなく、前年同期比で予想以上に改善した。1~6月の新エネルギー乗用車卸売販売台数は264万7千台と前年同期比122.9%の増となった。 1月から6月までの新エネルギー乗用車の国内小売販売台数は224万8,000台となり、前年同期比122.5%増となった。
新エネルギー車市場は、石油価格の上昇と重なる供給改善が市場の爆発をもたらすと予想され、石油価格上昇は電気自動車の注文を後押ししている。 現地での消費奨励策の導入は好調で、補助金やクーポン券の中には先着順や6月末までのものもあり、6月車市場はさらに盛り上がった。

6月の新エネルギー乗用車市場は過去最高を記録し、BYDの純電気とプラグインハイブリッド車が独立系ブランドの新エネルギーにおけるリーダーシップを強化した。 新エネルギールートで複数の製品ラインを発売したことにより、市場基盤は拡大を続け、卸売販売台数が1万台を超えた企業は16社(前年度比3社増、11社増)で、新エネルギー乗用車の総台数の85%を占めた。 BYD 133,762台、Tesla China 78,906台、SAIC-GM-Wuling 49,450台、吉利汽車 29,671台、GAC-En 24,109台、奇瑞汽車 22,783台、SAIC 乗用車 17,985台、Changan Automobile 16,178台、Xiaopeng Automobile 15,295台、 SAIC-VW 13,241台、 Nezha 13,157台、理想13,024台、アゼラ12,961台、長城汽車13,917台、一汽フォルクスワーゲン12,272台だった。

 

2022年7月の乗用車市場見通し

7月の営業日数は21日で6月の営業日数と変わらず、 国内流行のピークが過ぎた現在、自動車OEMは生産再開を迅速に進めており、7月乗用車の生産能力は非常に強い。生産と販売が前年比約20%の成長を達成すると期待されており、良い状況を達成することができると期待される。

供給側は、7月の供給は基本的に正常に戻り、自動車生産ハブにあたる上海地区と長江デルタ地区は、7月上旬に流行の影響は小さく、前の流行した際の生産体制と蓄積した経験を組み合わせ、自動車生産能力は完全に解放されると予想される。

 

 

 

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