Tesla, 2022年1~7月中国累計販売台数 プレミアムSUV部門でModel Yがベストセラー

Photo: "Courtesy of Tesla, Inc."

Highlight

  • 中国汽車工業協会は7月の乗用車販売/生産台数を発表。Teslaの7月生産台数は28,271台で輸出は19,756台だった。Teslaの7月生産台数は前年同月比で-47.1%だった。
  • 内訳は、Model Yが7,640台で前年同月比+256.3%。プレミアムSUV部門において、1月~7月までのModel Yの累計登録台数は141,303台となり、前年同期比+192.4%となり、プレミアムSUV部門においてベストセラーを維持。
  • また乗用車NEV部門においてはModel 3の6月単月の登録台数は821台で前年同月比-96.2%だった。1月~7月までのModel 3の累計登録台数は64,730台となり、前年同期比-29.1%だった。

 

中国汽車工業協会7月月報より抜粋

 

2022年7月の乗用車市場小売販売台数

2022年7月の乗用車市場の小売台数は1818,000台で、前年同期比20.4%増となり過去10年間で2番目に高い成長率となった。 小売売上高は7月に前年同月比6.5%減少し、前年同月比で約10年ぶりの高水準となった。 1-7月の累計小売売上高は1107.9万台で、前年同期比3.5%減、前年同期比41万台減となり、6~7月期は68万台増の影響が大きかった。

世界的な疫病の下で深刻な品不足が続く中、中国の自動車市場で在庫が中位から上位の水準に戻ったことは稀な成果であり、輸出と国内販売に安定した状況に戻りつつある。 在庫が確保されたため、7月上旬の小売販売額は政策に後押しされて大幅に増加し、ディーラー在庫が小売販売額の増額につながった。

7月の新エネルギー乗用車(NEV)の卸売台数は56.4万台、前年同月比+123.7%。 自動車取得税半減政策の下、NEVは影響を受けないばかりか前年同期比で予想以上に改善。1~7月のNEVの卸売台数は330万3000台、前年同期比123.0%増となった。 11月から7月までのNEVの国内小売販売台数は、前年同期比121.5%増の273万3,000台となった。
NEV市場の過熱をもたらす要因として、原油価格と電力価格高騰が電気自動車の受注を更に後押ししている。 現地の消費促進政策の導入が好調で、オフシーズンのパターンを変えることが7月市場の活況をさらに後押した。

 

2022年8月の乗用車市場見通し

8月の営業日数は23日で、7月の営業日数より2日多く、生産と販売の増加に有利に働く。 現在、国内の感染流行はより安定しており、現在の生産能力の解放はスムーズで8月乗用車の生産能力は非常に強い。

8月の入学シーズンを前に、子供の送迎など家族のセカンドカー需要が強く、買い替えや追加需要で新車・中古車市場が活性化し、自動車市場が現在の規模を維持するための支えとなることも続く。

現在の原油価格の高止まりはNEVの成長に寄与しており、NEV市場は全面的に加速し、特に経済的な電気自動車(A00クラス+A0クラス)の独立ブランドは引き続き拡大する見込み。NEVは引き続き新モデルが市場投入される見込みであり、幅広い価格帯と製品機能をカバーし、主流メーカーの推進熱意は高いレベルにあり、アドオンなどのプラグインハイブリッドモデルも市場に受け入れられ、新エネルギーは前年比より大きな増加をもたらすだろう。

www.kevin-j-stock.com

 

 

ブログのランキングに参加してます。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

 


米国株ランキング