TeslaはGigafactory Shanghaiでの経験を活かし、メキシコのヌエボ・レオン(Nuevo Leon)州サンタカテリーナ(Santa Caterina)に建設予定のGigafactory Mexicoのサプライチェーンを完成させるため、中国サプライヤーにメキシコに進出し工場を建設するよう要請しているという。Teslaは速やかな決断と実行を求めており、中国サプライヤーの中には、今年初めからすでにメキシコに新しい工場を建設する計画を発表しているところもあるという。5月にモンテレイから西に90kmの距離に位置するサルティヨ(Saltillo)で、3億ドルの工場建設に着手した寧波旭升集団(Ningbo Xusheng Group)がその一例である。
同グループは、トランスミッション、EV用バッテリー、サスペンションシステムなどに使用するアルミニウム合金部品の専門メーカーで、Teslaのほかにも、OEMではStellantis、Mercedes-Benz、BMW、Rivian、Lucidなど、部品メーカーではCATL、ZF Group、Bosch、JAC、Eaton、Magna、Flex、Polarisなどに部品を供給している。
また最近の報道によると、中国の製造ライン設備メーカー数社もメキシコに事務所を開設し、今後メキシコで展開する事業の設計やアフターサービスに対応しているという。
サンタカテリーナでのTesla工場の起工式が行われる10~12週間後には、同工場やサプライヤーに関する追加情報が期待できる。同イベントにはElonも出席予定。
(multiple sources)
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