Tesla, モーターの不具合でドイツ製Model Yの一部納入を停止

Photo: "Courtesy of Tesla, Inc."

海外メディアの報道によると、Teslaはベルリンで生産しているModel Yの一部でモーターの不具合が発生し、納車を見合わせることになったそう。

現時点では、ベルリンとテキサスの生産拡大がTeslaの最優先課題となっている。 これはElon Muskが2つの工場が生産増強が困難な状況に直面しており、「常に現金を燃やし続ける巨大な溶鉱炉になっている」と述べている。

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テキサス工場では、4680セルと構造用バッテリーパックの生産がボトルネックになっている。ベルリン工場では2170セルでModel Yを生産開始しているが、こちらも必要な治具が中国で立ち往生しているとElon Muskがコメントしている。

今月初め、Teslaはベルリンギガファクトリーで1週間で1,000台のModel Yを生産したことを確認sした。 しかし、Teslaは現在Model Yの購入者の多くから注文した商品の配送遅延の報告を受けているとのこと。 購入者の中には、Teslaからドライブユニット(モーター)の問題であることを知らされたと言う人もおり、この問題はModel Y Performance にしか影響しないと見られる。

Teslaのベルリン工場で生産されるModel Yのモーターは上海工場から供給されると言われており、TeslaはModel Yの生産を完全にドイツに移すことを目指しているが、それまでの間は上海工場からの供給に頼っている。

Teslaと購入者の間のやりとりによると、Teslaはベルリンで製造されたModel Yのモーターに欠陥があるため配送を停止しているとのこと。 納期が迫っている購入者からは納期が年明けまで延びるという声も聞かれた。

この問題がTeslaのベルリン工場全体のキャパシティにどのような影響を与えるかは不明。

 

 

 

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