Highlight
- ノルウェー道路交通情報評議会が9月の乗用車登録台数を発表。Teslaの1月~9月までの累計登録台数は12,621台となり第1位を奪還。ノルウェー国内でのシェアは12.3%で前年同期比-11.2%だった。
- モデル別での9月の累計登録台数は、第1位はTesla Model Yが3,063台、第2位はVW ID4が919台、第3位はSkoda Enyaqが636台だった。Tesla Model 3は602台で第7位だった。
以下、ノルウェー道路交通情報評議会9月度月報より抜粋
電気自動車のシェアは安定しているが、新車販売は依然として明らかな減少
今年のこれまでのところ、新車登録乗用車の数は明らかに昨年を下回っている。これは9月にも当てはまる。今年の9ヶ月間における新車登録数は昨年の同じ時期よりも約20%減少。この減少は充電式ガソリンとディーゼルハイブリッドで特に顕著であり、電気自動車の数はほぼ昨年のレベルで推移。
「これまでのところ、9月と今年の数字は、新車販売に明らかな変化が見られることを強調しています。大多数は『グリーンドライブ』を望んでいます。したがって、電気自動車のシェアは、他の車種が明らかに減少しているにもかかわらず、ほぼ80%にとどまっています。そして、非常に困難な時期に、製造業者と輸入業者は、これまでのところ、ずっと前に注文した顧客に多数の電気自動車を届けることに成功しています」と、道路交通情報評議会のディレクターSolberg Thorsen氏は述べる。パンデミックとウクライナでの戦争は、自動車産業にとって大きな生産と納入の課題を生み出した。
電気自動車のシェアはもっと高かったかもしれない
9月の新車登録台数は14,646台で前年同月比18.6%減少した。今年の電気自動車の新車登録台数は高いものの、9月は前年同月比18.4%減少した。1年間の初登録新車は102,761台で20.3%減少した。
今年の電気自動車の割合は77.8%で15.3%ポイント増加。新車台数は79,910台で2021年とほぼ同じ水準で推移している。
「何故なら、何千人もが少し前に新しい電気自動車の契約に署名し、彼らがまだ車を待っていることを知っているからです。生産機会が改善すれば年間を通じて開発状況を追うことは非常にエキサイティングです」とSolberg Thorsen氏は述べている。
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