環境保護団体などの活動家グループは、コロラド川に近い本社そばのバッテリー正極施設など、Teslaが要求している許可を保留するよう市に求めています。
スティーブ・アドラー市長と議会に宛てた書簡で、これらの団体は製造工程で相当量の水と化学物質が必要となり、その結果有害廃棄物の流れが形成されるだろうと述べている。
「有害廃棄物の行き着く先は?オースティンは、有害廃棄物が水を汚染しないことをどのように保証するのか」と、書簡は問いかけています。
East Austinの団体PODER、Texas Anti-Poverty Project、Hornsby Bend Allianceなどの団体は、同社が地域社会への貢献と環境保護を約束するまで市は許可取得を待つよう要求している模様。
環境団体の主張を端的に言うと、バッテリー電極製造の際、水酸化リチウムの生成に多量の水を使うのはけしからん!ということと、その汚染された水をどうするのか?ということだと思います。
ただ一方Teslaがレポートしている「Impact Report 2021」を見ると、2021年Teslaは水酸化リチウムの95%以上を直接調達している、とありますね。
環境団体の主張の前提は、Texas Gigaでは水酸化リチウムは自前で製造するということですか?それなら主張の内容は理屈が通ると思いますが。。そうなんでしたっけ?
それともサプライヤーがコロラド川付近で生産活動しているということですか??
ロジックが繋がらずここから先は思考停止です。
こういった環境団体って基本的に理論武装貧弱ですよね(欧州の環境団体は侮れないですが)。
先日のS&P500 ESG Indexの件といい、こういった環境団体の活動目的ってなんなんでしょうね。
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