Teslaは業界の台風の目になるだろう 目標株価 $1300を提示, Morgan Stanley

Photo: "Courtesy of Tesla, Inc."

「TSLAは過大評価されている」という言葉はよく使われるが、同社をいくつかの角度から見てみるとMorgan StanleyのAdam Jonas氏は、それが適切かもしれないと考えている。

「市場の期待を下げてほしい領域が明確にある」とアナリストは言う。それはどのような分野か?投入コストのインフレを考えると、自動車のマージンに対する期待は「高すぎる」。また、市場はFSD(完全自動運転)に対しても楽観的で、Jonas氏は大規模なL4/L5(Level4,5)自動運転は「10年以上先の話」と考えている。また、中国についてもその将来は「極めて不確実」であるため、信用しない方がいい。

とはいえ、Teslaにはもっと注目されるべきあまり賞賛されていない側面もある。それは、米国と西ヨーロッパの再生可能エネルギー・インフラの「構築」においてTeslaが果たすと期待される役割で「過小評価」されている。そして、投資家が本当に注目すべきは、Teslaは「すべての設備投資サイクルを生み出す(MACC)リーダーシップ」なのである。

世界は現在、インフレと戦争の両方に苛まれているかもしれないが、こうしたマクロ的なマイナス要因の裏にある明るい面は、「エネルギーの革新」が起こると Jonas氏は考えている。

エネルギー供給の不足(構造的、特異的、再生可能、化石燃料の全て)は、世界的な課題の中でも上位に位置する」とJonas氏は言う。「世界の再生可能エネルギーのインフラとサプライチェーンに必要なのは、完全なオーバーホールだ。2040年までに、20〜40TWhものバッテリー容量と10〜20兆ドルの「累積設備投資額」が必要になる」という。

そして、「この設備投資サイクルにさらされた銘柄のポートフォリオは、強力なαを生み出すことができる」と言う。

 

このアナリストは、「AI、自律走行、EVといった属性は、過大評価されていないとしても、十分に評価されていると考えている」と見解を示している。"実際、製造、材料調達、サプライチェーン、インフラの面で、Teslaのような「ギラついた」能力が、次の成長を牽引すると考えている。Technology企業としてのTeslaの実力は知られている。

Jonas氏はTeslaの目標株価$1300としオーバーウェイト(=買い)のレーティングを再度提示した。

finance.yahoo.com

 

 

 

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